先日yahooニュースに雑誌「PRESIDENT」(プレジデント)での私のインタビュー記事が投稿されました。
ぜひまだご覧いただいていない方はぜひご確認ください。
いわゆる炎上を誘うような挑発的タイトルですが(笑)、私がつけたものではありません。
そもそも、yahooニュースに掲載されたことすら知らず友人から教えてもらいました。プレジデントでは、これまで連載10回近く行っていたのですが、今回の掲載がおそらく初だと思います。
■食べログの考え方を応用してみると
せっかくの機会ですので、今回食べログ記事の応用を考えてみたいと思います。まだ記事を見ていない方はぜひご覧いただいてから見るとさらに学びが深くなりますよ。
簡単に言えば、食べログの範囲検索では、半径300mと500mでは、半径が変わると面積が変わるから、大幅にお店の出る件数が変わってきました。
食べログ記事だけ見ると、「面積は2乗に比例するので当たり前!!」と、「簡単!」と思う方はいるかもしれませんが、大切なのは、いかにその考え方を実践するかということです。
例えば、記事の通り、「面積」の話で進めていけば、「面積は2乗に比例し、体積は3乗に比例する」というのは当たり前の考えという人もいることでしょう。
しかし、「恒温動物は同じ種でも寒い地域にいるほど体重が大きくなる。」 のは当たり前でしょうか。この法則は、先ほどの面積の考え方をちょっと活用したらわかります。
「身体を覆う表面積は、体長の2乗に比例するのは当たり前だから、それに対して体積は体長の3乗に比例するから、体の小さな動物ほど体積に対して表面積が大きく、体の大きな動物ほど表面積が小さいから、寒い地域では体温を保とうとするなら当然身体が大きい方が有利。」
これは、当たり前と言い切れるかといえば、当たり前ではないような気がしますね。
身体の小さな人を見て、
「あの人、体温保つの大変そう!!」
と思ったことは一度でもあるでしょうか(笑)「面積は2乗に比例して大きくなる」という当たり前の事実を、どれだけ現実に適用できるのかが大事なんです。
ちなみに、上記を、「ベルクマンの法則」と呼びます。
この、「当たり前」から一歩先を考えられる力で、世界は、少なくとも科学は進展してきました。
「あ、それ知ってる!」
から
「つかってみよう。」
へ。
発想を転換して、この世界をもっと楽しく学んでいきたいものです。
■参考URL
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