データセンスを高めるために マスログ

2019/05/07

赤ちゃん94万人、それって本当に少ないの?(少子高齢化問題を数字で考える)

毎週1本は、「人口」に関する様々なニュースが出ており、日本社会の中で非常に注目されている動向の一つです。

特にその中でよく出てくるワード。
それは、「少子高齢化」。よく耳にしますね。

しかし、どのくらい少子化が進み、高齢化社会になっているのかを実感する術はなかなかありません。

そんなときこそ、数字力の活用が必要です。「割り算」を使ってみましょう。

 

今の人口1億2千万人(正確には、1億2600万人程度)を平均寿命80歳(正確には、男性81歳、女性87歳)で割り算するのです。

すると、1歳当たりの人口が算出でき、なんと「150万人」です。

そう、あなたと同じ同級生は150万人いるのです。意外と多い?ように感じませんか?

 

こういった150万人という数を覚えておくだけで、いろんなニュースを解釈できるようになるはずです。

例えば、2017年には生まれてくる赤ちゃんの数が94万人というのがニュースになりました。1歳あたりの平均人数よりも56万人も少ない数です。

平均寿命が伸びなかったり、外国人の受け入れなど考慮しなければ、確実に人口が減る様子がよくわかると思います。ちなみに、今の65歳~74歳の方の人口は1767万人であり、10で割って1歳あたりの人口を求めると177万人程度です。なんと0歳児の人口と比べ、80万人もの差があることがわかります。

1年経てば、極端な話、約80万人も人口が減る計算です。(現実にはそれほど減っておらず、26万人程度です)

寿命が伸び、高齢化社会だからこそ、あまり人口が減らずに済んでいるのかな?or外国人の受け入れはどのくらい進んでいるのかな?・・・と発展的に考えていけば、さらにいろんな考察をしていくことができるでしょう。

もちろん、理論値ですので、厳密な値ではありませんが、1歳あたり「150万人」。この人数だけ覚えておけば日頃から見るニュースに彩りが生まれてくるはず。

ぜひ実践していきましょう。

<参考URLより引用>
赤ちゃん最少の94万人、人口減加速 : 2017年の人口動態統計

総人口1億2644万3000人、減少率0.21% 18年10月時点 総務省発表(日経電子版)

 

■本日の計算式

1億2千万(人)÷80(歳)

1.まずは頭の数を1にして桁だけ計算します。

・1億÷10=1000万

2.残った頭の数を計算します。

・1.2÷8=0.15(15%)

3.掛け合わせます。

1000万の15%⇒150万人

と算出できます。

※もちろん、やり方はこれだけでなく、まずは1億2千万を8で割って、1500万人と算出してから10で割って150万人としてもOKです。